エンジニアのキャリアパスとはどんな選択肢があるのか。エンジニアとして働いている人、あるいはこれからエンジニアとして働きたいと考えている人にとって気になる事ではないだろうか。エンジニアは、エンジニアリング（工学）の専門的な知識やスキルを持つ人を差し、IT系エンジニアや機械系エンジニア、自動車エンジニア、インフラ系エンジニアなど多岐にわたる。

これまでのエンジニアのキャリアパスといえば、プログラマーやシステムエンジニア、プロジェクトリーダー、プロジェクトマネージャーといった道筋が一般的であった。プログラマーは、主に設計書を元にプログラムを行う。システムエンジニアは、クライアントの要望を元にソフトウェアの設計・開発・テストまですべてに携わる。プロジェクトリーダーは、複数のシステムエンジニアをまとめ、現場の仕事を総括する。プロジェクトマネージャーは、プロジェクトの実行責任者。プロジェクトリーダーの仕事をまとめるのが役割だ。

現在は上記のキャリアパス以外のも多様な選択肢があり、ITコンサルタントやITアーキテクト、フリーランスなどが挙げられる。ITコンサルタントは、企業などのクライアントに対して、ITに関するアドバイスや企画の立案、経営改善などを行う。ITアーキテクトは、企業などクライアントの要望を実現するためのシステム設計を行う。

フリーランスは、専門的知識を持った者が独立し、請負やコンサルタント業務を行うことを指す。このように多様なキャリアパスが考えられ、エンジニアとして働く上で自分に最適な選択を考えることが出来る。